地理科学学会

Geographical Sciences

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第19回 シンポジウム

テーマ:やまをとりもどす-山村の21世紀システムを考える-


趣 旨: 近年、山岳地域の持続的発展が世界的テーマとなっている。2002年はちょうど国連の国際山岳年にあたり,様々な企画によりこの方面へのアプローチがなされている。本シンポジウムもこの国際山岳年に関連する企画の一つであり,この機会に現代人にとって疎遠になりがちな「やま」への想像力を取り戻してみようというねらいをもっている。身近な中国山地をはじめとする日本の山村を中心に,世界の山村を含むグローバルなスケールから,自然との共生、農林業と森林・農地の保全,ツーリズム,地域づくりなどを議論し,持続的発展を可能とする山村の21世紀システムを展望してみたい。


日 時:2002年10月27日(日) 10:30〜17:00
会 場:広島大学東千田キャンパス(広島市中区千田町) 東千田校舎5階501講義室
     
参加費:無料
オーガナイザー:岡橋秀典(広島大・文学研究科),前杢英明(広島大・教育学研究科)


プログラム:
I.  趣旨説明 10:30〜10:40 岡橋秀典(広島大・文学研究科) 
II. 報  告 10:40〜11:10 渡辺悌二(北海道大・地球環境科学研究科)
山地の自然保護とツーリズム−ヒマラヤと日本−
11:10〜11:40 高橋春成(奈良大・文学部)
野生動物との共存と地域づくり
11:40〜12:10 池永正人(長崎国際大学・人間社会学部)
オーストリアアルプスの山岳観光と山地農民−チロル州を事例として−
【昼 食】
13:30〜14:00 西野寿章(高崎経済大・地域政策学部)
山村の林業・森林問題の現状と地域林業振興への視点
14:00〜14:30 中島峰広(早稲田大・教育学部)
山村におけるオーナー制度による棚田の保全
14:30〜15:00 藤山 浩(島根県中山間地域研究センター)
Web-GISによる住民参加型の情報共有の可能性
−中山間地域における新たな環境管理システムの提案−
【休 憩】
III. 総合討論 15:30〜17:00



懇親会:18:00〜20:00  会 場:ひろしま国際ホテル  会 費:5,000円


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