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2008年度秋季学術大会のお知らせ
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地理科学学会では,下記の通り2008年度秋季学術大会(第25回シンポジウム)を開催いたしますので,多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。なお,今大会では巡検並びに一般研究発表は実施いたしませんので,あらかじめご了承下さい。 記 第25回 シンポジウム テーマ:「マス・ツーリズム型観光地域の再構築」 趣 旨:先進国の観光地を巡る環境は、近年、劇的な変化に直面している。その変化は高齢化・人口減少、観光のさらなるグローバル化、観光行動の多様化と特殊化、消費者タイプの解体という現象に集約される。特に後者は、観光者が様々な観光形態を求めるようになり、エコツーリズムのような、小規模で新しい観光形態と、団体や多くの個人観光者が同じパターンで行動する従来のマス・ツーリズムが同一の観光地で並存することを意味する。また、このような観光環境の変容は、マス・ツーリズム型観光地における観光資源・施設・サービスが観光者の需要を満たせなくなるため、観光地ライフサイクルにおける停滞または衰退をもたらす危険性がある。つまり、1960年にマス・ツーリズムの拡大に伴って成長した先進国の観光地は現在、以上の要因の影響を受け、衰退を避けるための再構築に取り組んでいる。そこで、景観や環境の再生と保護、特別な関心を持つ客層を開拓する取り組み、観光地のイメージを変えるPR活動、観光地の連携によってもたされる、より多様な観光空間の創出、観光資源・観光施設・観光サービスの評価システムの創成と導入などを含めた観光戦略を分析し、観光地の安定化、再生を目指す再構築過程を検討する必要がある。本シンポジウムは、マス・ツーリズム型観光地の再構築過程の中で観光地がどのように変化しているのか、観光市場の発達が特に進んでいる日本とドイツの両国から具体的な事例を取り上げて検証することを目的とする。 日 時:2008年10月18日(土)10:30~17:00 参加費:500円.ただし,学部学生は無料.
プログラム:
10:40~11:20 Rulle, Monika
(Ernst-Moritz-Arndt-Universität Greifswald) Beppu reconstruction: A domestic hot spring destination in search of
a 21st centuryglobal role 英語の発表には、日本語の概要または部分的な翻訳を加えます。
2008年度秋季学術大会会場へのご案内 会場への交通機関: ①JR(在来線)利用の場合 山陽本線西条駅から,JRバス・芸陽バス広島大学線「広大中央口」下車(所要時間約15分)。徒歩3分。 *JR西条駅から広島大学へのバスの時刻(2008年4月7日改定分) 西条駅発 7:45, 8:03, 8:18, 8:35, 8:55, 9:05, 9:15, 9:30, 9:55, 10:17,10:30,11:02,11:45,12:00,12:15,12:43,13:15,13:45 ②JR(新幹線)利用の場合 新幹線東広島駅からタクシーで約15分(東広島駅~広島大学のバスは全便土日祝日運休です)。 ③広島バスセンターより直通バス「グリーンフェニックス」(JRバス)を利用する場合 広島バスセンターより乗車し「広大中央口」下車(所要時間約1時間)。徒歩3分。 *広島バスセンター発 JRバス時刻表(2008年4月1日改正分) 広島バスセンター発 7:15※[7:00], 8:25, 9:03, 10:20, 11:15, 12:20,12:55,13:20,13:50,14:20,15:20 ※は広島駅経由便で,[ ]は広島駅発の時刻 ④航空機利用の場合 広島空港から,芸陽バスで山陽本線白市駅へ(所要時間約15分,15~60分間隔)。白市駅からJRで西条駅下車(所要時間約10分,10~20分間隔)。以下,①に同じ。 ※運行者の都合により,ダイヤ等が急に変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先:地理科学学会 シンポジウム特別専門委員会・集会専門委員会 TEL 082-424-6656 FAX 082-424-0320 |