地理科学学会では,下記の通り2013年度秋季学術大会(第30回シンポジウム)を開催いたしますので,多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。なお,今大会では巡検並びに一般研究発表は実施いたしませんので,あらかじめご了承下さい。
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記
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第30回 シンポジウム
テーマ:オフィス立地変動と都市地域構造の変容-その近年の動向と将来像-
日 時:2013年10月19日(土)10:00〜17:00
場 所:県立広島大学サテライトキャンパスひろしま (広島市中区大手町)
参加費:500円.ただし,大学院学生,学部学生は無料
オーガナイザー:山崎 健(神戸大学)、阿部和俊(OASIS都市研究所)、日野正輝(東北大学)
趣 旨:今世紀に入り、オフィス立地は情報化、グローバル化、景気変動等の諸背景の下で、さまざまな地域スケールレベルにおいて大きく変動し、それに伴い都市の地域構造も変容が著しい。本シンポジウムでは、近年における、個別都市圏および国家的レベルでのオフィス立地変動の実態を多様な視点から検討を加え、その要因・背景について考察し、さらにはオフィス立地変動に伴う都市地域構造や都市システムの変容について議論した上で、その将来像を展望しようとするものである。特に個別都市圏レベルに関しては、CBDの変容・郊外化と都市圏構造の多核化・都市内部中心地構造等の変容への影響と関連性の問題、国家的レベルにおいては、都市システムの変容への影響、とりわけ、わが国の都市の階層性の変動の問題について多様な視点からの議論を試みたい。また、今後の都市地理学研究においてオフィス立地に注目する意義や新たな研究視点についても議論を深めたい。
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プログラム:
Ⅰ.趣旨説明 10:00~10:15 山崎 健(神戸大学)
Ⅱ.報告
サブテーマ1 国家的レベルのオフィス立地変動
10:15~10:40 藤本典嗣(福島大学):オフィス立地と地方都市生活圏
10:40~11:05 鍬塚賢太郎(龍谷大学):インドICTサービス産業とオフィス立地
11:05~11:30 阿部和俊(OASIS都市研究所):わが国の経済的中枢管理機能の立地と都市システム
11:30~12:00 質疑応答とサブテーマ1の討論
【昼食】12:00~13:10
サブテーマ2 個別都市圏レベルのオフィス立地変動
13 : 10~13:35 佐藤英人(帝京大学):情報化によるオフィス立地変容と郊外化
13 : 35~14:00 古賀慎二(立命館大学):神戸都心部におけるオフィスビルの立地とテナントの
特性-阪神・淡路大震災からの復興の検証-
14:00~14:25 坪本裕之(首都大学東京):東京都心部におけるホワイトカラーの就業空間としてのオフィスとその立地
14:25~14:50 菊池慶之(島根大学):都市内部レベルのオフィス立地と都市地域構造の変容
14:50~15:15 質疑応答とサブテーマ2の討論
【休憩】 15:15~15:30
Ⅲ.コメント
15:30~16:00 森川 洋(広島大学名誉教授)・日野正輝(東北大学)
Ⅳ.総合討論 16:00~17:00
懇親会:18:00〜20:00 場所は未定
会 費:未定(当日受付)
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お問い合わせ先: 地理科学学会 集会専門委員会
〒739-8522 東広島市鏡山1‐2‐3 広島大学大学院文学研究科地理学教室内
TEL:082-424‐6656 FAX:082-424‐0320
地理科学学会ホームページ http://www.chiri-kagaku.jp/
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2013年度秋季学術大会会場のご案内 |
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会場(県立広島大学サテライトキャンパスひろしま)へのアクセス:
JR広島駅からは広島電鉄市内電車「紙屋町西」もしくは「本通」を経由して、約15分~20分、
長距離バスをご利用の場合は、広島バスセンターから徒歩で約5分~8分です。
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